IPnutsはルータやファイアウォールに特化したLinuxディストリビューション。
IPnuts 4.0r3 CD-ROM版(ダウンロードするのにエキストラメンバーキーを購入する必要がある)を使って、省電力化のためにコンパクトフラッシュ(以下CF)から起動するようにする。
ルータにするPCの構成。
| マザーボード | VIA EPIA 5000 |
| NIC1 | オンボード(VT6103) |
| NIC2 | ETX-PCI(RTL8139) |
| CF | A-DATA Speedy CF (CF-IDE変換基板で接続) |
IPnutsのインストール
CFのフォーマット
CFをFAT16でフォーマットする。アクティブにして、パーティションのサイズを512MB以下にする。
パッケージのコピー
IPnutsのCDのpackagesフォルダ以下のファイルをCFにコピー。アップデートしておくなら、
http://www.ipnuts.net/IPnuts/4_0_r3/updates/ のファイルもコピーする。
syslinuxのインストール
CFをルータにするPCに接続して、IPnutsのCDで起動。以下のコマンドを実行する。
syslinux -s /dev/hda1
初期設定
CFで起動して初期設定をする。
NICの認識
ETX-PCI(RTL8139)は8139tooでデフォルトで認識された。
オンボードNIC(VT6103)を認識させる。
# insmod via-rhine.o
確認
# ip link show
起動時にモジュールを読み込むように/etc/modulesに「via-rhine」を追加する。
# vi /etc/modules 8390 mii ne2k-pci 8139too e100 via-rhine
rootのパスワードを変更
デフォルトではパスワードなしなので、設定しておく。
# passwd
設定を保存
# save_conf
Web設定画面で設定
http://192.168.0.1/ にアクセスして設定する。(デフォルトユーザ: webadmin パスワード: free)
その他の設定
USBメモリをリムーバブルディスクとして認識させる
デフォルトではリムーバブルディスクはフロッピーだが、USBメモリを使うように、/etc/default/rcSを編集して「REMOVABLE=/dev/sda1」とする。
# vi /etc/default/rcS REMOVABLE=/dev/sda1
シェルをbashにする
デフォルトのシェルをashからbashに変更する。
http://sourceforge.jp/projects/ipnuts-ext/ のbash.lrpをUSBメモリに保存する。Web設定画面の[ブートディスク]からbash.lrpをブートディスクにコピーして有効化する。
SSHでrootのログインを禁止する
一般ユーザを追加。
# adduser user1
rootのログインを禁止する。
# vi /etc/ssh/sshd_config PermitRootLogin no
telnetを無効にする
/etc/inetd.conf を編集してtelnetを無効にする。
# vi /etc/inetd.conf #telnet stream tcp nowait root.telnetd /usr/sbin/tcpd /usr/sbin/in.telnetd
トラックバックURL